- ニュース

写真:Sonder
将来のMacにアダプティブOLEDタッチバーが搭載されるなんて、もうおしまい! 新たな報道によると、Appleはオーストラリアのスタートアップ企業と提携し、将来のMacキーボードをユーザーが自由にカスタマイズできる白紙の状態にする計画だという。
問題の企業は、Appleの製造元であるFoxconnと提携しているスタートアップ企業、Sonder Design Pty Ltd.です。同社はE Inkキーボードを開発しており、ユーザーはキーをカスタマイズして複数の言語の文字や絵文字などを表示できます。
キーボードの動作を説明するビデオを以下でご覧ください。
[コンテキスト自動サイドバー]
Appleは新型キーボードの2018年発売を目指していると報じられており、現在Sonderの買収交渉も進めている。ティム・クックCEOは、10月11日に中国で行われた会議で、FoxconnとSonderの幹部らと、将来のMacBookに搭載するE Inkキーボードの計画について話し合ったと報じられている。
個人的には、使用するアプリに合わせてキーを切り替えるキーボードのアイデアは前向きだと思います。これは、スティーブ・ジョブズが初代iPhoneで提唱した「ユーザーはどのアプリでも同じキーを使う必要はない」という考え方に通じるものです。このようなキーボードは、Appleに目を引く新しい技術をもたらすだけでなく、同じ哲学をMacにも引き継ぐことになるでしょう。
これはAppleが少なくとも数年前から検討してきたアイデアです。2014年に、私はAppleの特許出願について記事を書きました。その特許出願では、将来のMacキーボードでキー内にピクトグラム、記号、グリフを表示することが提案されていました。当時の記事はこうです。
これを将来のキーボードに実装すれば、Appleは多機能なキースタックを提供するためのシステムと方法を提供できるようになります。つまり、個々のキーボードキーをミニディスプレイのように機能させ、PagesやYouTubeなどのツールのシンボルを表示したり、アラビア語や古代ギリシャ語などの追加言語、さらには音符やコーディング機能といったカスタマイズ機能も提供できるようになるのです。
将来のAppleキーボードにE Inkキーを採用するというアイデアについてどう思いますか?ぜひ下のコメント欄にご意見をお寄せください。
出典:WSJ