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写真:アップル
有名なDJパーソナリティのゼイン・ロウは、BBCラジオ1で10年以上勤務した後、カリフォルニア州クパチーノのAppleに就職した。
ラジオ・アカデミー賞を5回受賞した彼は、Appleで何をするかは明らかにしていないが、iTunes Radioに携わると報じられている。
iTunes Radio ではすでに多くのカスタマイズされたラジオ局が利用可能だが、ロウ氏の採用は、アーティストのインタビューや解説に昔ながらの DJ パーソナリティを取り入れるという Apple の計画の兆しかもしれない。
ロウは長年にわたり、新進気鋭の才能を発掘し、カニエ・ウェスト、エミネム、ジェイ・Z、リック・ルービン、クリス・マーティンなどのアーティストと独占的かつ幅広いインタビューを行うことで名声を築いてきた。
DJとして、コーチェラやグラストンベリーといった大規模フェスティバルに出演。ラジオ1では数年間、彼のチームがピンク・フロイドの『狂気』など傑作と称されるアルバムのインタビューや舞台裏を1ヶ月かけて放送してきた。プロデューサーとしても活躍し、サム・スミスのデビューアルバム『ザ・ロンリー・アワー』でグラミー賞にノミネートされたばかりだ。
3月5日の最後の番組放送後、アニー・マックがロウの後任となる。
複数の報道によると、Appleは音楽業界を再び改革するという野心的な計画を立てている。ティム・クック、エディ・キュー、そしてBeatsの幹部らは先日グラミー賞授賞式に出席したばかりで、Beatsにインスパイアされた全く新しいiTunesストリーミングサービスが今年後半にリリースされる予定だ。
出典:BBC
出典:ガーディアン