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Retina ディスプレイは搭載されますか?
これは、第2世代iPad miniについて誰もが抱いている大きな疑問であり、ここ数ヶ月、この件について相反する報道が続いています。しかし、 ウォール・ストリート・ジャーナルの取材に応じた「事情に詳しい」情報筋によると、 この疑問への答えは「おそらく」イエスとのことです。
一部の報道によると、iPad miniはRetinaディスプレイを搭載していないにもかかわらず既に売れ行きが好調であるため、AppleはRetinaディスプレイの導入を1年待つだろうとのことです。しかし、これに反論する報道もあり、Appleはこれ以上待たせるつもりはないと 主張しています。WSJの 情報筋もこれに同意しているようです。
関係者によると、アップルはアジアのサプライヤーと協力し、低解像度の画面を搭載する現行のiPad miniとは異なり、高解像度の「Retina」ディスプレイを搭載した次期iPad miniを開発中だという。また、アップルは新型タブレット向けに複数色のバックカバーも検討しているという。
WSJは 、新型iPad miniは既存のものと同じサイズで、新型ディスプレイはシャープ、LGディスプレイ、サムスンから提供されると報じており、「これは米国企業が最大のライバルへの依存を減らそうとする難しさを示している」という。
サムスンはオリジナルの iPad mini のディスプレイの生産には関わっていなかった ― それは LG Display と AU Optronics が担当していた ― しかし、この噂が正しければ、LG とシャープはサムスンの協力なしには Apple が必要とする数を生産できないことを示唆していることになる。
「ある人物によると、アップルは当初シャープとLGディスプレイを使う予定だったが、後に十分なスクリーン供給を確保するためサムスンを加えることにした」と WSJは 報じている。
AppleはSamsungとの距離を縮め、他のメーカーから部品を調達しようと懸命に努力してきましたが、iOSデバイスの需要が急増しているため、それは容易ではありません。AppleはSamsungの高品質部品の大量生産能力に依存しており、ライバル企業はそれに匹敵することができません。
WSJは 、「Appleは定期的に様々なデザインをテストしており、設計プロセスの最終段階で変更を加えることで知られている」と指摘し、Retinaディスプレイ搭載のiPad miniが発売されるかどうかはまだ確定ではないとしている。しかし、Googleが先週、高解像度画面を搭載した新型Nexus 7を発表したことを受けて、その可能性は高まっている。
出典: ウォール・ストリート・ジャーナル