- ニュース

写真:Disney/Cult of Mac
AppleとDisneyは今秋、ストリーミング動画サービスを開始する。ライバル関係にあるにもかかわらず、Appleは両サービスから収益を得ることになる。iOSとApple TV向けのDisney+アプリが提供され、ユーザーはアプリ内課金でサブスクリプションに加入できるため、Appleは収益の大きな分け前を得ることになる。
さらに、『スター・ウォーズ』ファンは、11月12日に公開される『マンダロリアン』をiPadやその他のAppleコンピューターで視聴できることを確信できる。
Macではウェブ経由で視聴できるが、Appleが収益の一部を得ることはない。
しかし、iOSとApple TVのアプリ内購入の30%は初年度にAppleに渡り、その後は毎年15%がiPhoneメーカーに渡る。もちろん、ディズニーがAppleに取り分を減らすよう説得できれば話は別だが。
Amazon Fireデバイス向けのDisney+が提供されない理由は、収益分配交渉の決裂にある可能性が高い。ただし、このサービスはGoogle Chromecast、Android TV、Roku、Xbox One、PlayStation 4で利用可能になる予定だ。
Apple TV+ vs. Disney+
アップルのストリーミングビデオサービスには、スティーブン・スピルバーグ監督の『アメイジング・ストーリーズ』の復活や、世界中の人々が盲目になったSF壮大な世界観のドラマ『SEE /暗闇の世界』でジェイソン・モモアが主演するなど、注目度の高い番組が含まれる予定だ。
他にも数十本の番組が制作中ですが、未確認情報によるとApple TV+は今年11月に5番組のみでスタートするとのことです。月額9.99ドルでサービスが開始される可能性があります。
一方、Disney+は月額6.99ドルで、オリジナル3部作の前日譚となる『マンダロリアン』が配信されます。
スター・ウォーズ初の実写シリーズ「#マンダロリアン」は#DisneyPlus限定。11月12日より配信開始。@TheMandalorian pic.twitter.com/Dxum2bZDCa
— Disney+ (@DisneyPlus) 2019年8月23日
また、11月12日には、『わんわん物語』のCGIバージョン、 『ハイスクール・ミュージカル』の新シリーズ、クリスマスをテーマにした映画、『ジェフ・ゴールドブラムの世界』も初公開される。
当然のことながら、ディズニーは膨大なコンテンツコレクションを収録します。マーベル、ピクサー、ルーカスフィルムといった同社が所有する映画やテレビ番組ももちろん収録されます。