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AppleはMac Proを刷新し、デスクトップの主力モデルとして最大12個のプロセッサコアを搭載し、最高速度3.33GHzを実現することで、パフォーマンスを最大50%向上させました。また、今回の刷新により、512GBのソリッドステートドライブを4台搭載できるオプションも追加されました。
「新しいMac Proは、私たちがこれまでに作った中で最もパワフルで、構成を自由にカスタマイズできるMacです」と、Appleのワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィル・シラーは述べています。「最大12コアを搭載した新しいMac Proは、従来の最上位モデルと比べて最大50%も優れたパフォーマンスを発揮します。また、10億通り以上の構成が可能なので、お客様はまさに思い通りのシステムを構築できます。」
新しいクアッドコアおよび6コアのIntel Xeonプロセッサに加え、チップ間で最大12MBのメモリ共有を可能にする新しいL3キャッシュ設計も搭載されています。また、メモリ転送速度を向上させる統合メモリコントローラと、24個の仮想コアによるハイパースレッディング機能も搭載しています。iMacの刷新と同様に、新しいMac Proには1GBのメモリを搭載したATI Radeon HD 5770グラフィックプロセッサが搭載されています。
また、MiniDisplayPort 2基とデュアルリンクDVIポート1基も搭載しています。これらの接続により、LED Cinema Displayを別のグラフィックカードなしで接続でき、DVIベースのCinema Displayの2560×1600解像度をサポートします。
新しいクアッドコア2.8GHz Mac Proの希望小売価格は2,499ドル、8コア2.4GHz Mac Proの希望小売価格は3,499ドルです。両モデルとも8月に発売予定です。
[AppleInsider、9to5Mac]