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iPad 2のオンライン販売はほんの数時間前に開始され、実店舗での販売は金曜日の後半に予定されているものの、アナリストたちは既にAppleの新型タブレットが初代iPadを上回る販売台数になると予想している。カリフォルニア州クパティーノに本社を置くAppleは、今週末にiPad 2を60万台販売する可能性がある。これは、発売開始から24時間で販売された初代iPadの30万台の2倍に相当する。
「アップルは圧倒的なリードを保っている」と、クリエイティブ・ストラテジーズのアナリスト、ティム・バジャリン氏は本日早朝、ブルームバーグ・ニュースに語った。「競合他社は今後何年もアップルを追い続けることになるだろう」と同氏は付け加えた。
他のアナリストもベジャリン氏のコメントに同調している。パイパー・ジャフレーの著名なAppleアナリスト、ジーン・マンスター氏は、iPad 2が発売第1四半期で550万台販売されると予測している。これは、初代iPadの最初の3ヶ月間の販売台数327万台を上回る数字だ。
今週初め、JPモルガン・リサーチのアナリストは投資家に対し、iPad 2がライバルのタブレットメーカーのバブルを崩壊させる可能性があると指摘した。初代iPadよりも薄く、バッテリー駆動時間も長くなったiPad 2は、「競合製品の初代が追いつくのを難しくする可能性があり、実際の出荷台数は計画を大きく下回る可能性がある」とマーク・モスコウィッツ氏は水曜日に述べた。
モスコウィッツ氏は、競合他社がタブレットの部品を大量に発注しているものの、iPadの強い地位を前に、最大51%のデバイスが売れ残ってしまうリスクがあると警告した。
[ブルームバーグ、AppleInsider]