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AnandTechによると、Appleは2010年10月に発売されたMacBook Airにいくつかの変更を加えたようだ。昨年秋のMacBook Airの刷新では、Appleファンにとって嬉しいサプライズがいくつかあった。新しい11.6インチフォームファクタ、外付けケースの再設計、グラフィックスの高速化、そしてSSDドライブの大容量化だ。しかも、これらすべてが低価格で実現された。今回の刷新で最も興味深いのは、新しいSSDドライブだ。Appleは従来の2.5インチや1.8インチSSDではなく、mSATA SSD(別名ブレードSSD)と呼ばれる全く新しいタイプのSSDフォームファクタを導入した。
iFixitによるMacBook Air (Late 2010)の分解では、昨年秋に出荷されたMacBook Airに東芝製Blade x-gale SSDが搭載されていたことが確認されました。しかし、AnandTechによると、現在出荷されているMacBook Airには2つの異なるバージョンのSSDが搭載されているようです。最初に出荷されたのは東芝製でしたが、現在は全く異なるSSDが出荷されているという証拠があります。新しいSSDドライブのモデル番号はSM128Cで、東芝製はTS128Cです。モデル名の「SM」と「TS」はそれぞれSamsungとToshibaの略です。
では、何がすごいのでしょうか?重要なのは、SM128CモデルがTS128Cと比較して明らかにパフォーマンスが大幅に向上している点です。SM128Cは最大260MB/秒の読み取り速度と最大210MB/秒の書き込み速度を実現しているのに対し、TS128Cは最大210MB/秒の読み取り速度と最大185MB/秒の書き込み速度を実現しています。SM128Cはネイティブ・コマンド・キューイング(NCQ)をサポートしていますが、TS128Cはサポートしていません。AnandTechによる速度比較テストの結果は次のとおりです。
AnandTechはさらに、SM128CがSamsung製かどうかは完全には確信していないものの、その可能性を示唆する兆候があると述べている。「最終的にはAppleがラップトップに搭載するものをユーザーが自由に選べるので、どちらが優れているかは重要ではないかもしれない」というAnandTechの意見には私も同感だ。私も他の人と同じように高速化は好きだが、13インチMacBook Airはこれまで所有したMacBookの中で最高の製品だ。17インチと低価格帯のMacBookを除くほぼ全てのMacBookを所有してきた。そのため、Appleがどのような改良を加えるとしても歓迎する。