
FreeiPods.com を運営する Gratis Internet 社は、電子メールアドレスを販売したとして、ニューヨーク州司法長官から木曜日に訴えられた。これは「インターネット プライバシーの史上最大の意図的な侵害」と評されている。
AP通信は次のように報じている。
「エリオット・スピッツァー司法長官は、機密保持の約束にもかかわらず、グラティス・インターネット社が何百万人もの消費者から得た個人情報を販売したと非難した。
スピッツァーの広報担当者ブラッド・マイオーネ氏によると、消費者は単にiPodミュージックプレーヤーやDVD映画、ビデオゲームを無料で提供するウェブサイトを閲覧するために登録しただけだと思っていたという。登録ページでは、Gratisは「電子メールを販売・貸与することはありません」と約束していた。
スピッツァー氏によると、グラティスは機密性を保つ代わりに、自社の電子メール情報へのアクセスを3社の独立した電子メールマーケティング会社に販売し、数億件もの電子メールによる勧誘が続いたという。