iPadなどのタブレットがモバイル広告を変革

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iPadなどのタブレットがモバイル広告を変革
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iPadの成長は広告主に新たな機会をもたらす
iPadの成長は広告主に新たな機会をもたらす

2012年第1四半期のモバイル広告は、iPadを筆頭に、タブレットをはじめとする携帯電話以外のデバイスが全体の20%を占めました。これは前年同期比で5%増加しています。この増加は、人々がコンテンツを消費するために利用するモバイルデバイスの種類の変化を反映しており、モバイル広告に限らず、広告業界全体に影響を及ぼす可能性があります。

ミレニアルメディアの数値は、同社の広告プラットフォームを通じて販売された広告インプレッション数に基づいています。同社のレポートには、モバイル市場に関するその他の興味深いデータもいくつか含まれています。

iPadは引き続きタブレット広告インプレッション数でトップを維持しており、Samsung Galaxy TabとAmazon Kindle Fireがそれに続いています。これら3機種は、最も頻繁に利用されているタブレットであるだけでなく、タブレット、スマートフォン、iPod touchなどのモバイルデバイスを含むモバイルデバイス全体のトップ20にもランクインしています。

iPhoneは引き続きスマートフォン市場のトップであり、Appleも引き続きトップのデバイスメーカーです。Androidはプラットフォームとしてより多くの広告インプレッションを獲得し、49%を占めました。当然のことながら、SamsungはAppleに次ぐ第2位のメーカーでした。上位20のスマートフォンのうち4つはSamsung製デバイスでした。

おそらく、この結果の最も興味深い点は、iPad やその他のタブレットは一般的に MacBook やノートパソコンと競合すると考えられているものの、自宅やオフィスだけでなく外出先でも情報やコンテンツにアクセスするという点では、スマートフォンに対してより強力な競合相手になりつつあるという点です。

この調査結果は、広告主がタブレット特有のブラウジング、読書、ゲームといった機能に対応する必要性を浮き彫りにしています。これは多くの企業が避けてきた点です。今春初めに発表されたiPadとタブレットの広告に関するレポートでは、ほとんどの広告主がタブレットの画面サイズや、よりインタラクティブな広告体験を生み出すために活用できる動画などの機能を活用していないことが示されています。

出典: MarketWatch

経由: IPキャリア