アップルはすでにiCar用の充電ステーションの開発に取り組んでいる

アップルはすでにiCar用の充電ステーションの開発に取り組んでいる

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アップルはすでにiCar用の充電ステーションの開発に取り組んでいる
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Apple Carが登場するかもしれないが、特別なものになるだろうか?
Apple Carが登場するかもしれないが、特別なものになるだろうか?
画像:Aristomenis Tsirbas/Freelancer

Apple Carが公道に出る予定は早くても2020年になる見込みだが、Appleのエンジニアたちはすでに、電気自動車の最も難しい側面の1つである充電の維持に向けた基礎を築いている。

Appleは、電気充電ステーションを専門とするエンジニアを採用しているという新たな報道によると、充電インフラの基礎工事を準備しているようだ。

「アップルは電気自動車の充電方法を調査し、充電ステーション企業と協議し、その分野の専門知識を持つエンジニアを採用している」とロイターは報じている。ロイターは、この件に詳しい人物に話を聞いたほか、アップルの最新採用者のLinkedInプロフィールを精査した。

アップルは電気自動車の開発に取り組んでいることを認めていないが、テスラ、BMW、メルセデス・ベンツといった自動車メーカーから優秀な人材を採用しているため、このプロジェクトはシリコンバレーでは公然の秘密となっている。iPhoneの売上が低迷する中、もし電気自動車が実際に公道を走行することができれば、プロジェクト・タイタンはアップルにとって必要な新たな市場における成長をもたらす可能性がある。

アップルは充電ネットワークの構築にあたり、複数の充電ステーション企業に技術提供を打診しており、これは同社が自社製自動車の開発を狙っていることを示唆しているようだ。テスラのスーパーチャージャーネットワークのような独自の充電ステーションを追求するのか、それともサードパーティの車両にも充電器を開放するのかは不明だ。

テスラのスーパーチャージャーは、約30分でバッテリーを0%から100%まで充電できるため、アップルは競争力のある充電器の開発に協力してもらうために、元BMWエンジニアのロナン・オ・ブラオニン氏やグーグルの充電専門家カート・アデルバーガー氏など少なくとも4人の充電専門家を雇用した。

Apple Carは自動運転機能と電気モーターを搭載すると予想されていますが、Appleが主導的な自動車専門家を失ったため、プロジェクトは困難なスタートを切っています。同社はiCarの製造を手がけるメーカーも探しています。