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AppleはApp Storeに「カタログ」という新しいセクションをひっそりと追加しました。iPad 3発表前夜にもかかわらず、このセクションはApp Storeの他のカテゴリーと並んで表示されていないため、時期尚早に公開されたようです。このセクションは、こちらの直接リンクからのみアクセスでき、iTunesディレクトリにはダウンロード可能なアプリはありません。

新しいカテゴリーに追加されたアプリの1つに、人気小売店のデジタルカタログを提供する無料iPadアプリ「Catalog Spree」があります。このアプリは以前はApp Storeの「ライフスタイル」セクションに掲載されていました。Catalog SpreeのCEO、ホアキン・ルイス氏は、「アプリカテゴリーの追加はAppleにとって軽々しく行われるものではありません。Appleの決定は、Apple App Storeエコシステムにおけるこのユースケースの重要性を反映していると考えています」と述べています。

一部のサイトでは、この新しいApp Storeカテゴリは、Appleが第3世代iPadの高画質Retinaディスプレイ向けにインタラクティブなカタログを推進する計画を示唆している可能性があると見ています。同社のデジタル教科書事業は数ヶ月前にニューヨークで開始されており、Retinaディスプレイ搭載のiPadはカタログを含むこうしたコンテンツを閲覧するのに最適です。

明日のイベントでは様々なことが起こりそうな予感がしますので、終日、速報をどうぞお楽しみに。Appleの基調講演は太平洋標準時午前10時から始まります。