次世代Apple Watchはソリッドステートの触覚ボタンを採用する可能性

次世代Apple Watchはソリッドステートの触覚ボタンを採用する可能性

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次世代Apple Watchはソリッドステートの触覚ボタンを採用する可能性
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Apple Watchの目標
物理ボタンにさよなら!
写真:Ste Smith/Cult of Mac

次世代Apple Watchはこれまで、物理的な再設計を避け、内部構造の改良に注力してきました。しかし、新たなレポートによると、今年中に状況が変化する可能性があります。

Appleのサプライチェーン筋によると、Apple Watch Series 4では、現行の物理ボタンが触覚フィードバック付きのソリッドステートボタンに置​​き換えられるとのこと。既存のApple Watchと同じボタン構成は維持されるものの、これらのボタンは従来のように物理的にクリックすることはできないとのことです。

代わりに、iPhone X以外の新型端末に搭載されている触覚式ホームボタンと同様の仕組みになります。Fast Companyの説明によると、「ユーザーのタッチに反応して物理的に前後に動かすのではなく、新しいボタンはAppleがTaptic Engineと呼ぶ触覚効果を利用して、指先の下でわずかに振動します。」

デジタルクラウンは、引き続き物​​理的に回転してコンテンツをナビゲートします。

触覚制御の利点

前述の通り、Appleがデバイス上の物理ボタンを廃止するのは今回が初めてではありません。iPhone 7では、従来の触覚的なホームボタンが触覚的なボタンに置​​き換えられ、iPodのコントロールホイールやMacBookのトラックパッドも可動部品ではなくソリッドステート技術を採用しています。

これは、デバイスの故障の可能性を回避するだけでなく、Appleが他のコンポーネントを搭載するためのスペースも確保することにつながります。Apple Watchの場合、バッテリー容量の拡大が期待されます。また、Apple Watchの耐水性を従来よりも向上させることも可能になります。

さらに、Appleはボタンをセンサーとして利用し、ユーザーの心拍リズムなどの健康データを収集する取り組みを進めているようです。将来的には、Apple Watchからボタンを完全に排除する計画です。ボタンの代わりに、ユーザーはデバイス本体の特定の側面に触れることで操作するようになります。これにより、Appleは美観の観点からApple Watchをさらに簡素化できるでしょう。

触覚コントロールは今年のApple Watchでデビューする予定です。もし実現しない場合でも、2019年モデルに搭載されるでしょう。