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AppleのiPod、iPhone、iOS製品マーケティング担当バイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアック氏が昨日、ラスベガスで開催されたCESの会場内を歩き回っているのが目撃された。クパチーノに本社を置くAppleは公式には姿を見せていないものの、ジョズウィアック氏は会場内を歩き回っていた。ジョズウィアック氏は「競合製品の偵察」のためだったと認めたが、どうやらそうでないのは彼だけではないようだ。ある報道によると、今年のCESにはApple社員が合計250人以上も参加しているという。
Appleは数年前にCESをはじめとするすべての見本市から撤退し、最後にMacWorldに出展したのは2009年のことだ。代わりに、サンフランシスコで開催される自社イベントで最新製品を発表することを選択している。しかし、CESから完全に背を向けたわけではない。
自社ブースは設置していないものの、Appleは今年のCESに積極的に参加している。ロイター通信の取材に応じた「Appleの計画に詳しい関係者によると」、 250人以上の従業員がラスベガスでイベントに出席する予定だという。
これらの従業員がなぜそこにいるのかは不明だが、昨日ジョズウィアック氏と話したpaidContentによると、彼らは「ブースのレイアウトや美しさから、企業のブース内でどの製品が目立っているかまで、他の企業がCESなどのイベントでどのように製品を発表しているか」を観察するためにそこにいるという。
これは単にアップルが競争相手より一歩先を行こうとする試みなのか、それともクパチーノの同社が CES にサプライズ復帰する予定なのだろうか?
[MacTrast経由]