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Appleが生み出す美しいハードウェアは多くの注目を集めますが、Appleデバイスの魅力は何よりもソフトウェアにあることを忘れている人が多いようです。Asymco.comは最近、Appleの2つのオペレーティングシステム(OSXとiOS)の利益が、MicrosoftがWindowsで得ている利益の3.5倍を超えていることを詳しく説明した記事を掲載しました。
Mac 側の操作については、サイトで次のように述べられています。
Appleの成功の功績の多くはiOSシリーズに帰せられるのは当然ですが、OS X事業は5年間で4倍以上に成長しました。しかも、これは大幅な価格変動なしに実現しました。PC業界全体には当てはまりません。PC業界は数量と売上がともに減少し、価格と収益性はともに低下しています。さらに、成長はほぼ消滅しています。
AppleはMacプラットフォームの利用が大幅に増加しましたが、それでもAppleの総利益の20%を占めるに過ぎません。しかし、iOSの成長も同様に目覚ましいものがあります。iOSは現在、Appleの総利益の75%を占めています。この2つを合わせると、巨大企業Appleの最終利益の95%以上を占めています。これをMicrosoftの数字と比較すると、前四半期の売上高は44億4,500万ドルでしたが、営業費用は27億6,400万ドルでした。
つまり、Windowsの収益がMacの2倍であるにもかかわらず、OS XとiOSを合わせるとWindowsの3.5倍の利益を生み出したことになります。Appleが最近、総利益でMicrosoftを追い抜くという成功を収めたことを考えると、この利益創出のニュースは驚くべきものではありませんが、Appleの機敏性を維持する能力が、いかにしてかつての宿敵を急速に追い抜くのに貢献しているのかを見るのは非常に興味深いことです。
[ASYMCO経由]