Oligur

• ニュース

小児科学誌に掲載された新たな報告によると、サンディエゴの病院で最近治療を受けた11歳の少年の体にかゆみを伴う発疹の原因はiPadだったという。

その理由は？ノートパソコンや携帯電話を含む多くの個人用電子機器と同様に、iPadにも、最も一般的なアレルギー誘発金属の一つであるニッケルが含まれている可能性があるからです。

ニッケルかぶれは命に関わるものではありませんが、非常に不快な症状を伴い、皮膚の発疹が感染した場合はステロイドや抗生物質を用いた治療が必要になる場合があります。報告書の共著者であるラディ小児病院の皮膚科医、シャロン・ジェイコブ医師によると、医師たちは、少年の長年の皮膚発疹の原因を、家族が2010年に購入したiPadに求めているとのことです。

「彼は毎日iPadを使っていました」とジェイコブ氏は述べ、デバイスを保護ケースに入れた後、患者は回復したと指摘した。

ジェイコブ氏は、ニッケルアレルギーはますます一般的になりつつあると主張している。全国データによれば、アレルギーの皮膚検査を受けた子どものうちニッケルアレルギーを持つ人は10年前のわずか17％から、現在では約25％に上るという。

最近、iPadを子供に使用させるのが適切かどうかについて多くの議論が交わされていることを考えると、これは親が考慮すべきもう一つの要素と言えるかもしれません。Apple製品が皮膚アレルギーと関連付けられるのは今回が初めてではありません。2011年のAppleサポートスレッドでも、同様の副作用が報告されています。これはApple製品に限ったことではありませんが、iPadやその他のデバイスの使用後にアレルギー反応が出た場合は、念頭に置いておく価値があります。

ジェイコブ医師は、患者が皮膚の発疹の治療を求める場合、医師は電子機器を潜在的な原因として考慮すべきだと述べている。

アップルの広報担当クリス・ゲイザー氏は、どのアップル製品にニッケルが含まれているかについてはコメントを控えた。

出典：AP通信