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写真:Apple
2015年以来、毎年マーティン・ルーサー・キング・ジュニアデーにAppleはウェブサイトのホームページのほぼ全体を使って、月曜日に暗殺された公民権運動指導者への敬意を表してきました。このページにはキング牧師の言葉が溢れており、Apple Booksでキング牧師が無料で読める書籍やApple Newsの特集記事など、キング牧師に関する詳細情報へのリンクも掲載されています。
アップル、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師にホームページを捧げ、心に響く名言や無料の本を提供
アメリカ合衆国がキング牧師の誕生日を連邦の祝日として初めて祝ったのは、1986年1月の毎月第3月曜日です。そして2015年以降、AppleはMLKデーとも呼ばれるこの祝日に、ホームページ・テイクオーバーと呼ばれるキャンペーンを実施しています。このようなキャンペーンは比較的珍しく、通常は主要な製品やプログラムのリリース時に限られます。しかし、Appleは最近、ジミー・カーター元大統領が100歳で逝去した際、そして2021年にはAppleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズの死後10周年を迎える際にも、ホームページ・テイクオーバーを実施しました。
近年同様、Appleは2025年のホームページへのオマージュとして、キング牧師に関する無料の書籍と記事を提供しています。これらの書籍は、ホームページ上のキング牧師の名言集の下にある「Explore his legacy(彼の遺産を探る)」をクリックするとご覧いただけます。
ホームページには、ページをスクロールしていくと「MLK」と書かれた切り抜き写真が埋め込まれています。それぞれの写真の横にはキング牧師の言葉が添えられています。
- M:「教育の役割は、集中的に考え、批判的に考えることを教えることです。」
- L:「あなたは自分自身のために話すことを決めなければなりません。誰もあなたのために話すことはできません。」
- K:「他者の自己保存に配慮しなければ、自己保存は不可能です。」
Appleは下部に「今日も、そしてこれからも、私たちはマーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士を称えます」と記しています。その下の「彼の偉業を探る」をクリックすると、キング牧師と公民権運動についてさらに詳しく読むことができます。今年は、Apple Booksでキング牧師の著書『Why We Can't Wait』(1964年)と、Apple Newsの記事「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、アメリカ史における誤解された象徴」を無料で読むことができます。