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スティーブ・ジョブズはアップルのCEOを退任するが、ディズニーの取締役会では物議を醸す立場を続けると報じられている。ジョブズ氏はディズニーの筆頭株主であり、同社の株式7.4%を保有している。水曜日、ジョブズ氏は自身が共同創業したテクノロジー大手アップルの会長職にも留任すると発表した。
ディズニーは、元アップルCEOのジョブズ氏が取締役会の75%に出席できなかった理由として、同氏が唯一出席できなかった健康問題を挙げた。今年初め、ある株主諮問会社がジョブズ氏の「取締役としての責任を果たす能力」に疑問を呈したことを受け、複数の労働組合がジョブズ氏の取締役再任に反対した。
2006年にディズニーがピクサー・アニメーションを70億ドルで買収した後、1億3800万株を保有するジョブズ氏は、健康状態と出席記録への懸念にもかかわらず、取締役に再選された。ジョブズ氏がアップルのCEOを退任するという報道を受け、ディズニーの株価は2011年初めに13%下落した後、40セント上昇した。