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グリーンライト・キャピタルのデイビッド・アインホーン氏は、ウォール街で非常に影響力のある投資家であり、アップルがAAPL株主から優先株オプションを剥奪する提案をしたとして、同社を追及している。アップルは最近、投資家への少額配当を開始しており、優先株であれば、変動の大きい普通株の配当ではなく、固定配当を受け取る権利が投資家に与えられることになる。
アインホーン氏とグリーンライト・キャピタルは本日、関心のあるアップル投資家らと電話会議を開き、アップルが巨額の現金をどう活用すべきかについて意見を話し合う予定だ。
ロイター通信によると、「アインホーン氏が率いる80億ドル規模のグリーンライト・キャピタルは、アップルの委任状勧誘書に記載されている「提案2」について、2月27日に予定されている株主投票を差し止めるよう仮差し止め命令を求めている。この提案は、アップルの裁量で優先株を発行する制度を廃止するものだ。アップルのティム・クックCEOは、アインホーン氏が同社に対して起こした訴訟を「くだらないスライドショー」と一蹴した。しかし、クックCEOはアインホーン氏の提案を完全に否定したわけではない。「株主への追加還元を真剣に検討できる立場にいることは光栄です」と、クックCEOは最近のインタビューで述べた。「取締役会は現在非常に活発な議論を行っており、慎重に検討していきます。それが株主の願いです。」
Greenlightが訴訟を起こした後、Appleは投資家へのさらなる資金還元を検討しているとの公式声明を発表しました。それがどのように行われるかはまだ分かりません。アインホーン氏は最近、AllThingsDとのインタビューで自身の主張を説明しました。
本日の電話会議に参加する方法は次のとおりです。
電話会議とウェブキャストは、2013年2月21日午後2時(米国東部時間)に開催されます。電話会議は、1-800-901-5241(米国内)または1-617-786-2963(米国外)にダイヤルし、パスコード62063868#を入力することでアクセスできます。電話会議への参加を希望される方は、少なくとも20分前までにダイヤルインしてください。電話会議の録音は、2013年3月6日まで、1-888-286-8010(米国内)または1-617-801-6888(米国外)にダイヤルし、パスコード45128663#を入力することでご利用いただけます。ウェブキャストはwww.media-server.com/m/p/aj2p6kq7からアクセスできます。
出典:ロイター