
さて、Appleの法務部門は、昨年コンピュータ業界を揺るがしたストックオプションのバックデート不正スキャンダルにおいて、新たなハードルをクリアしました。サンノゼの判事は、同社に対する大規模な訴訟を棄却しました。訴訟が事件発生から3年以内に提起されていなかったためです。もちろん、バックデート不正は昨年発覚したばかりで、2002年には停止されていたため、そもそも訴訟を起こすのは相当困難だったはずです。実際、我が国の法律が、犯行後すぐに起訴しなければならないような仕組みになっているのは不合理です。時効の目的は理解できますが、なぜ発覚から3年以内に起訴しないのでしょうか?公平な判断だと思います。
写真はFake Steveより