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ウォール・ストリート・ ジャーナル紙は、Appleの次期iPad miniがアジアの部品サプライヤーで量産に入ったと報じている。事情に詳しい2人の関係者によると、このデバイスは以前の噂通り7.85インチの液晶ディスプレイを搭載し、Google Nexus 7やAmazon Kindle Fire HDといった安価なタブレットと競合する価格設定になるという。
事情を知る人物らによると、シリコンバレーのアップルは、iPadよりも小型で安価な代替品を提供しているグーグルやアマゾン・ドット・コムなどのライバル企業に対する競争力維持に努めており、同社のアジア系部品サプライヤーは、現行のiPadよりも小型の新型タブレット型コンピューターの量産を開始したという。
関係者のうち2人は、小型タブレットには3月に発売された最新のiPadモデルに比べて解像度が低い7.85インチの液晶ディスプレイが搭載されると語った。
WSJの 報道は、日本のブログ「マコタカラ」が今週初めに報じた噂を受けてのもの。同ブログは、iPad miniがブラジルのFoxconn新工場で生産開始されたと報じていた。Appleは10月10日にiPad mini発表の招待状を送付すると予想されており、発表は10月17日頃に行われる可能性がある。
Pew Internet & American Life Projectが最近実施した調査によると、安価なAndroidタブレットがiPadの市場シェアに多大な影響を与えていることが明らかになりました。2011年に81%を占めていたAppleタブレットのシェアは、既に52%にまで低下しています。この調査は、 GoogleがNexus 7を発売し、AmazonがKindle Fire HDを発表する前のことでした 。
出典: ウォール・ストリート・ジャーナル