Androidが主なマルウェアの標的だが、iOSにはより多くの脆弱性がある

Androidが主なマルウェアの標的だが、iOSにはより多くの脆弱性がある

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
Androidが主なマルウェアの標的だが、iOSにはより多くの脆弱性がある
post-223733-image-cb76c1a50719318ef7b70b0f4d944d8c-jpg

シマンテックの新しいレポートによると、Android がマルウェアの巣窟であるという評判はすぐには改善されそうにない。

セキュリティ会社の調査によると、モバイルマルウェア作成者にとってAndroidは依然として主なターゲットだが、iOSは技術的にさらに脆弱なプラットフォームだという。

シマンテックは2012年に、すべてのモバイルプラットフォームに対する108件の新たな固有の脅威を特定しました。そのうち、Androidを標的とする脅威は103件、iOSを標的とする脅威は1件のみでした。Symbianは固有の脅威のうち3件を占め、Windows Mobileも1件発生しました。

しかし、脆弱性となると話は全く別です。シマンテックはiOSで387件の脆弱性を特定しましたが、Androidではわずか13件しか見つかりませんでした。Blackberryにも13件、Windows Mobileにはわずか2件の脆弱性がありました。

今日、モバイルの脆弱性とモバイルマルウェアの関連性はほとんど、あるいは全くありません。実際、2012年に最も多くの脆弱性が報告されたのはAppleのiOSでしたが、このプラットフォームを標的とした脅威はたった1件でした。これをAndroid OSと比較してみましょう。報告された脆弱性はわずか13件でしたが、同プラットフォーム向けに作成されたマルウェアの量では、すべてのモバイルOSの中で最も多かったのです。脆弱性は今後もモバイルマルウェアの要因となる可能性が高いですが、今日ではAndroidの市場シェア、プラットフォームのオープン性、そしてマルウェアが埋め込まれたアプリケーションの多様な配布方法により、Androidはマルウェア作成者にとって頼りになるプラットフォームとなっています。

Androidのエクスプロイトが数多く存在する主な問題の一つは、OS自体に施された改変です。Samsung、LG、HTCなどのメーカーは、自社のスマートフォンにインストールするためにAndroidの改変版を作成しており、これが新たなエクスプロイトを誘発しています。

出典:シマンテック

出典: iPhoneinCanada