偽スティーブ=フォーブス編集長

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偽スティーブ=フォーブス編集長
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写真:フォーブス。

偽スティーブは(なんとニューヨーク・タイムズ紙によって)暴露され、その正体はフォーブスのシニアエディター、ダン・ライオンズであることが判明しました。その真相はこうです。「謎が解けた:偽スティーブは編集者だった」

ライオンズ氏によると、昨年、少数のCEOがブロガーとなりメディアの注目を集めたことをきっかけに、偽スティーブというキャラクターを考案したという。ライオンズ氏は、CEOたちが率直に話すことがほとんどないことに気づいた。「CEOが自分の考えを本当に伝えるブログを書いていたら面白いだろう、と考えたんです。それが今回のテーマでした」

皮肉なことに、ライオンズは昨年、フォーブス誌でブログを痛烈に批判する「ブログへの攻撃」という記事を執筆した。記事はこう始まる。「ウェブログは、自由を謳いながら、嘘や中傷、悪口を吐き散らすオンライン・リンチ集団にとって貴重なプラットフォームとなっている。」

もちろん、名誉毀損、嘘、そして悪口こそがフェイク・スティーブの面白さの源泉だが、その多くは同僚のジャーナリストに向けられていた。シリコンバレーの同僚記者たちを罵倒する様子から見ても、フェイク・スティーブがジャーナリストか編集者であることは明らかだった。彼はGawkerの発行人ニック・デントンを「大頭症ソドミー」(デントンはゲイで頭が大きい)と呼んだ。

彼が暴露された今、標的に遭遇するのは彼にとってかなり不快なことになるだろう。

追記:偽スティーブがタイムズの記事について独自のエントリーを投稿しました。彼は、何ヶ月も追及してきたValleywagではなく、タイムズに摘発されて良かったと思っています。偽スティーブはこう書いています。

幸いだったのは、少なくともタイムズ紙にバレたから、ヴァレーワグじゃなかったってことだ。あいつらが何度も間違えるのを見るのは本当に楽しかった。ドクター・イーブルとミスター・ビグルスワースは6ヶ月も知恵を絞って考えても答えが出なかった。タイムズ紙の奴は1週間で出したんだ。頭の切れるブロガーが旧来のメディアを揺さぶるというお決まりのパターンは、これで終わりだ。素晴らしい。唯一の残念なのは、ビグルスワースがもう少し空振りするところを見ることができなかったことだ。