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机が低い場合や、手首を後ろに曲げるのが苦手な場合は、Magic Trackpadを逆さまにして、ウェッジの下端を自分から離して使うことを検討してみてください。トラックパッドを逆さまにすることで、パッドの傾斜が手の自然な形状と位置に合わせて調整されます。

でも、トラックパッドを反転させるとマウスポインターの方向も反転するんですよね？上は下、下は上、そして左右はもう自分の位置が分からなくなってしまう。それは違います！古いMacをお使いの場合は、ターミナルにコマンドを入力するだけで、マウスの向きを自動検出できます。そして、Sierra以降の新しいMacでは、同じように簡単なトリックがあります。

トラックパッドの向きを反転

古いMacでトラックパッドの向きを反転するには、ターミナルアプリ（アプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダにあります）を開きます。以下のコマンドを入力して、リターンキーを押します。

defaults write com.apple.trackpad.orientation TrackpadOrientationMode 1

この変更を元に戻す場合は、次のように入力します。

defaults remove com.apple.trackpad.orientation TrackpadOrientationMode

次に、Macに変更を通知するための操作が必要です。再起動も可能ですが、トラックパッドの設定を変えたり、Bluetoothのオン/オフを切り替えたりするだけでも効果があるかもしれません。

それが終わったら、トラックパッドを裏返し、5本の指（または4本の指と親指）をトラックパッドの下端に少しの間置いてください。システムがこれを検出し、トラックパッドの向きが自動的に変更されます。元の状態に戻すには、トラックパッドを回転させ、再び5本の指を下端に置きます。

トラックパッドを逆さまにする

これがうまくいけば、トラックパッドは通常通り、上下逆さまに使えるはずです。うまくいかない場合は、次のコマンドを試してください。このコマンドには管理者パスワードが必要なので、実行する前にパスワードに問題がないか確認してください。

sudo defaults write com.apple.MultitouchSupport ForceAutoOrientation YES

Better Touch Toolで新しいMacのトラックパッドを反転

新しいバージョンのmacOSをお使いの場合、このトリックは使えなくなります。でも、ご安心ください。MojaveやCatalinaをお使いの場合でも、この人間工学に基づいたトラックパッドの配置を活用できます。Better Touch Toolアプリをダウンロードして、設定を1つ変更するだけです。

Better Touch Tool（BTT）を使えば、トラックパッドやマウスを思いっきりカスタマイズできます。Magic Mouseにジェスチャーを追加するのもその一つです。アプリをダウンロードして起動したら（45日間の無料トライアル期間があります）、メニューバーのアイコンをクリックし、「構成」を選択します。ドロップダウンメニューからトラックパッドを選択し、 「トラックパッド設定」をクリックします。上の画像のように、トラックパッドの向きを「上下逆さま」で使用できるようにミラーリングする設定を行ってください。

一番良いのは、この反転機能はBTTアプリを終了しても機能し続けることです。もしかしたらアプリをアンインストールしても機能するかもしれません。もしマウスやトラックパッドのカスタマイズに興味があるなら（この記事を読んでいるということは、きっと興味があるはずです）、ぜひ調べてみてください。アプリの価格はたったの7.50ドルとお手頃です。

トラックパッドをどんな向きにするかはさておき、試してみる価値はあります。気に入るかどうか確かめてみてください。私のデスクは、いつもよりかなり低く設定しています。というのも、デスクはどれも高すぎて、手首や前腕を痛めてしまうからです。でも、トラックパッドを反転させると完璧に動作します。ぜひ試してみてください。