- レビュー

Appleの新しいMac用アプリケーション「iBooks Author」は、無料であることを考えるとなおさら素晴らしい出来栄えです。他の多くのページレイアウトアプリに比べると使いやすいものの、書籍を作成するプロセスは依然としてかなり長く複雑です。また、教育市場をターゲットとしており、教科書の作成を目的として設計されています。
もっと短くてシンプルな電子書籍を作りたい? お子さんが作りたがったら? iBooks Authorは、その便利さゆえに、おそらく大げさすぎるでしょう。そんな時こそ、iOS版Book Creatorの出番です。たった5ドルのアプリを使えば、iPadでシンプルな電子書籍を簡単に作成できます。
完成した本は、同じ iPad の iBooks にエクスポートしてすぐに読んだり、iBooks ストアに公開したり、ePub 形式をサポートする他のサービスやデバイス (Kindle 以外のほとんどのサービスやデバイス) に送信したりできます。
本を作るのは、Keynoteでプレゼンテーションを作るのと少し似ています。表紙から始めて、ページを追加していきます。各ページにテキストや画像を配置したり、サウンドクリップを埋め込んだりできます(アプリには独自のオーディオレコーダーが搭載されていますが、iPadのiTunesライブラリからオーディオをインポートすることもできます)。
予想どおり、すべてが非常にカスタマイズ可能なので、ページ、フォント、色を好みに合わせて設定できます。
それほど高度なものではありませんが、それほど高度な必要はありません。ほとんどの人にとって、十分に機能してくれます。
とはいえ、テキストと画像を組み合わせた短い本に最適です。既に非常に長いテキストを変換したい場合は、Book Creatorは最適な選択肢ではないかもしれません。なぜなら、一度に1ページずつテキストを貼り付ける必要があるからです。大量のテキストを簡単にインポートする方法はありません。
しかし、学校の課題、家族で共有するフォトブック、短編小説、あるいは世界中の人々と共有したいメモや愚痴のコレクションなどには最適です。手頃な価格で、使い勝手の良いアプリです。おすすめです。
[xrrレーティング=80%]