アップルの米国におけるMacの売上は6月に11%増加、好調な四半期を示唆

アップルの米国におけるMacの売上は6月に11%増加、好調な四半期を示唆

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アップルの米国におけるMacの売上は6月に11%増加、好調な四半期を示唆
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クレジット: flex/Flickr
クレジット: flex/Flickr

Appleの第3四半期決算発表を待つ間、アナリストたちはカリフォルニア州クパティーノに本社を置く同社が発表する可能性のある内容について意見を述べています。「アンテナゲート」事件はiPhoneの売上に悪影響を与えるでしょうか?MacはiPadの影から逃れられるでしょうか?そしてiPodは引き続き下落していくのでしょうか?

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は月曜日、投資家に対し、今四半期のMac販売台数は310万台から320万台と、前年同期比11%増になるとの見通しを示した。これは、Apple製品の販売台数が5月に35%増、4月に39%増となったことを受けてのものだ。マンスター氏によると、Appleは2010年初頭に発表した294万台というMac販売台数を上回る可能性が高いという。


一方、マンスター氏は、Appleが今四半期にiPhoneの販売台数を950万台と予測しており、これは市場コンセンサス予想の835万台を上回る。また、iPodの販売台数は10%減少し、900万台から1000万台になると予測している。

iPhoneの受容とAppleの対応をめぐる騒動、総称して「アンテナゲート」と呼ばれるこの騒動は、今日の決算に影響を与えるだろうか?フォーチュン誌によると、アナリストの意見は様々だ。

「アップルと投資家にとっての当面の疑問は、『アンテナゲート』問題が長引く可能性があることを鑑みて、同社が売上高とEPSの見通しに関して徐々に慎重になるかどうかだ」とバーンスタイン・リサーチのアナリスト、トニ・サコナギ氏はコラムニストのフィリップ・エルマー・デウィット氏に語った。

この問題がアップルの収益にどのような影響を及ぼすかについては、あまり心配していない人々もいる。

「全体として、アンテナ問題は過大評価されていると見ており、いずれは収束し、投資家にとって好機となると予想しています。この大規模な買収提案によるアップルへの財務的影響は約1,600万~7,000万ドルですが、同社の財務状況には全く影響しません」と、ドイツ銀行のアナリスト、クリス・ウィットモア氏は述べています。

Appleは本日、市場終了後に第3四半期の収益を発表する予定だ。

[AppleInsider、フォーチュン]