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写真:MacPaw
アナリストの調査によると、Appleは2020年か2021年に20億台目のiPhoneを販売するだろうという。
Appleは2020年度に約1億9500万台のiPhoneを販売すると予想しています。そうなると、発売以来のiPhoneの総販売台数は約19億台になります。彼らが言及しているのは9月に終了するAppleの2020年度のことなので、今年中に20億台の節目を超える可能性もあるでしょう。
Appleは2016年にiPhoneの販売台数10億台を突破しました。これはiPhoneの発売からわずか10年弱後のことでした。iPhoneの販売台数はピーク時ほどではありませんが、発売当初の数年間と比べると大幅に増加しています。つまり、20億台突破もそれほど時間はかからないでしょう。
Apple が前回のマイルストーンを達成したとき、ティム・クックは Apple の Web サイトに次のメッセージを投稿しました。
iPhoneは歴史上最も重要で、世界を変え、そして成功を収めた製品の一つとなりました。それは単なる常連の相棒以上の存在です。iPhoneはまさに私たちの日常生活に欠かせない存在であり、一日を通して私たちが行う多くのことを可能にしてくれます。
20億のマイルストーンに到達
言うまでもなく、20億台という数字は、これまで販売されたすべてのiPhoneモデルを合わせた数字です。iPhoneの中で最も人気があったのはiPhone 6と6 Plusです。2014年の発売以来、この2機種を合わせると2億2200万台以上が販売されています。2機種の中ではiPhone 6の販売台数の方が多くなっていますが、Appleは正確なシェアを公表していません。
全体的に見て、携帯電話史上最も人気のある単一モデルは、ノキアのNokia 110です。約2億5000万台以上が販売されました。
2018年末に開催されたAppleのイベント「Gather Round」で、ティム・クックCEOは「まもなく20億台目のiOSデバイスを出荷する」と述べました。しかし、これにはiPadも含まれており、iPadの販売台数はiPhone4.9台につき約1台の割合です。
iPhoneの販売台数が20億台に達することは、Appleにとって大きな成果となるでしょう。今年のiPhoneのアップグレード(市場初の5G対応iPhoneとなる)への期待の高さを考えると、Appleがどれだけ早くこの数字を達成できるかが注目されます。
出典:BNNブルームバーグ