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マイクロソフトは現在Windows 8の開発を進めており、レドモンドに本社を置くこの巨大企業は、「Windows Explorerの改良点」と題する分析レポートを公開しました。Windows 8の「改良点」の判断は読者の皆様にお任せしますが、新しいエクスプローラーにおけるマイクロソフトの「合理化された」インターフェースの構想については、ぜひともご紹介したいと思います。
ローリー・ヴォス氏が個人ブログでこの素晴らしい記事をシェアしています。記事の中で、マイクロソフトはWindows 8のエクスプローラー向けに「最適化」され「合理化された」UIを実現したと考えています。
正確な言葉は次のとおりです。
新しいWindowsエクスプローラーの目標
私たちは、この新しいバージョンの Explorer で 3 つの主な目標を達成することを目指しました。
ファイル管理タスク向けにエクスプローラーを最適化します。エクスプローラーを効率的なファイルマネージャーとしての本来の機能に戻し、多くのユーザーが存在すら知らない、エクスプローラーに既に搭載されているファイル管理コマンドといった隠れた機能を公開します。
合理化されたコマンドエクスペリエンスを実現し ましょう。最も使用頻度の高いコマンドをUIの最も目立つ部分に配置することで、見つけやすく、分かりやすく、信頼性の高い場所に配置します。コマンドは、状況に応じて予測可能な場所と論理的なグループに整理し、必要な場所に関連情報を表示します。
- Explorer の伝統を尊重します。Explorer のパワーと豊富な機能を維持し、Windows の現在のアーキテクチャとセキュリティ モデルが許す限り、Windows XP 時代の最も重要かつ要望の多かった機能を復活させます。
これがスクリーンショットです。
この投稿には、ユーザーが実際にクリックする頻度を重ねて表示したコマンドのスクリーンショットなど、見とれてしまうような興味深い情報が他にもたくさんあります。
基本的に、マイクロソフトが自社の「合理化された」インターフェースのおかげだと自慢しているボタンの 50% は、Windows ユーザーには決して使用されません。これはマイクロソフト自身の調査によるものです。
ジョニー・アイブもきっと誇りに思っているだろう。