
ハードドライブ上のデータを暗号化したい理由はたくさんあります。OS X Mountain Lion以前は、AppleはFileVaultを介して起動ドライブのデータを暗号化するためのツールを提供していました。しかし、OS X 10.8以降では、フラッシュドライブ(私の地域ではサムドライブとも呼ばれています)を含む、ほぼすべての外付けドライブを暗号化できます。その方法をご紹介します。
4GBの汎用フラッシュドライブでテストしましたが、OS X 10.4以降でサポートされているGUIDパーティションテーブルを持つドライブであれば、どれでも使用できます。ドライブを暗号化しようとしてGUIDに関するエラーが表示された場合は、Appleのディスクユーティリティを使ってMac OSのジャーナリングボリュームとしてフォーマットするだけで、問題なく暗号化できます。
フラッシュドライブをMacに接続し、Finderでアイコンを探します。デスクトップまたはFinderウィンドウの左側のサイドバーに表示されます。ドライブのアイコンを右クリック(またはControlキーを押しながらクリック)し、「“ディスク名”を暗号化」を選択します。ここで、“ディスク名”は暗号化するドライブの実際の名前です。つまり、ドライブ名が「Untitled」の場合は、コンテキストメニューから「“Untitled”を暗号化」を選択します。
Macにダイアログウィンドウが表示されます。両方のパスワード入力欄に覚えやすいパスワードを入力し、パスワードのヒント(必須)も入力してください。入力が完了したら「ディスクを暗号化」をクリックしてください。
しばらくすると、ドライブは暗号化され、パスワードを知っている人だけがアクセスできるようになります。私の4GBのフラッシュドライブでは、暗号化が完了するまでに15分ほどかかりました。暗号化が成功しているかどうかは、フラッシュドライブの赤い「アクセス中」ランプが点滅しているかどうかでしかわかりませんでした。それよりも大きなディスクを暗号化する場合は、長時間待つ覚悟が必要です。
元に戻すには、もう一度右クリックして、ポップアップメニューから「ディスク名」の暗号化を解除します。暗号化されていないディスクと同じようにディスクユーティリティで消去すると、このディスクは表示されなくなります。まるで忍者みたいですね。
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出典: Macworldヒント