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また別の報道によると、インターネット大手のGoogleが自社のウェブサイトにAppleの巨大な音楽帝国を築いているようだ。カリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置くGoogleは、CNETによると、今秋までにiTunesに代わるサービスを発表する可能性があるという。Appleにとってさらに懸念されるのは、音楽レーベルがGoogleを歓迎するかもしれないということだ。
Google が Android ユーザー向けに iTunes トラックを変換するサービスを提供する予定であることは以前から知られていたが、Apple のライバルが音楽業界の幹部と直接話をしたという報道はこれが初めてだと思われる。
1月、Googleは1月のCESに出席した音楽レーベルに対し、競合する音楽サービスの構想を売り込んだ。音楽業界はこれまで、AOLからFacebookまで、あらゆる企業にiTunesに対抗しようと試みてきたが、Googleのストリーミング音楽サービス構想は「大手レーベルから温かく歓迎されるだろう」と報道されている。
Googleは、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くAppleがiTunes向けの同様のサービスを発表する前に、ストリーミング音楽サービスを導入することで、Appleに先んじようとしているようだ。AppleはLalaを買収した目的は、必要な技術を獲得するためだと多くの人が考えていた。しかし、Appleが後継サービスを発表することなくLalaの提供を中止したため、一部の人々はAppleがiTunesのクラウドベースのアップグレードを発表するかどうかを疑問視していた。
それでも、Appleの考えは依然として雲の中にあるようだ。同社は、音楽ユーザーがiTunesアプリを事前にインストールしなくても、ウェブ経由で楽曲を試聴できるようにすることで大きな進歩を遂げてきた。
[バロンズとCNET経由]