インスタグラムが整形顔フィルターを禁止へ

インスタグラムが整形顔フィルターを禁止へ

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インスタグラムが整形顔フィルターを禁止へ
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Instagramの整形顔フィルター
テレサ・フォゴラリは「Plastica」というフィルターを作成しました。
スクリーンショット:TeresaFogolari/Instagram

Instagram 用のフェイスフィルターを製作する会社は、AR 整形手術を提供するフィルターをまもなくすべて削除する予定です。

この新しい方針は、ソーシャルメディアが身体醜形障害の増加を助長していると考えるボディポジティブ活動家やメンタルヘルス専門家から歓迎されるだろう。彼らは、いわゆる「美容フィルター」で作り出された外見に合うように患者から依頼される美容外科医の逸話を挙げている。

Spark ARは、整形手術に関連する新しいエフェクトの承認を一時停止し、今後数週間で既存のエフェクトを体系的に削除すると発表しました。Spark ARはクリエイターコミュニティを立ち上げ、Instagramのフィルターギャラリーへの掲載を検討するためのエフェクトの提案を審査しています。

「Spark ARエフェクトがポジティブな体験となるよう願っており、ウェルビーイングに関する既存のポリシーを見直しています」と声明には記されている。Spark ARは「クリエイターとコミュニティ全体にとって健全なARエコシステムを維持」したいと考えています。

この新しい規則は、インスタグラムが減量商品や美容整形手術に関する投稿に制限を設けてから1か月後に施行された。

昨年、Cult of Mac は、アメリカ医師会雑誌にオンラインで掲載された「セルフィ​​ー – フィルターをかけた写真の時代に生きる」と題する研究について報じました。

報告書の著者は、自撮り写真で見た目を良くしたいと望む患者が増加していることに気づいた形成外科医や再建外科医を調査した。

「写真に花や動物の耳を加えるフィルターは明らかに装飾ですが、他の編集はより微妙で、むしろ特定の外見を求めるプレッシャーを助長する可能性がある」と、ボストン大学医学部皮膚科のニーラム・A・ヴァシ医師は述べている。「これは憂慮すべき傾向です。なぜなら、フィルターをかけた自撮り写真は、しばしば手の届かない外見を提示し、患者にとって現実と空想の境界線を曖昧にしているからです。」

出典: The Tab