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Appleは2011年に2,250万台のiPadを販売する見込みで、販売台数4,500万台のうち半数を占める見通しだ。この予測は意外な情報源から得たものだ。iPadのライバルメーカーであるViewSonicだ。発売されたばかりのViewPad 7のメーカーであるViewSonicは、iPad以外のタブレットの残り販売台数の10%、つまり約200万台を獲得したいと考えている。
ViewSonicのアジア太平洋地域社長、アラン・チャン氏は、タブレットの普及により台湾ではネットブックの段階的な廃止が進むと考えている。同社の10インチiPad代替製品は現在Androidを搭載しているが、Windows 7版も提供される予定だ。
台湾に拠点を置く同社のコメントは、アナリストによる2011年のiPad販売予想と比較すると控えめだ。あるハードウェア分析会社によると、Appleは2010年に購入されたタブレットの4台に3台近くを販売する可能性があるが、2012年には61%強にまで落ち込む可能性がある。潜在的なライバルといえば、iSuppliは最近、他社がAppleに追いつくには時間がかかると発表している。
「最近の歴史が教訓となるならば、これらの企業が製品を市場に出すにはある程度の時間がかかり、必要なソフトウェアサポートとインフラを提供するにはさらに長い時間がかかり、Appleが提供できる総合的なユーザーエクスペリエンスに匹敵し始めるにはさらに長い期間が必要になるだろう」と、iSuppliのモニター調査ディレクター、ローダ・アレクサンダー氏は発表した。
ViewSonicの変化とは異なり、Acer会長のJT Wang氏は、ライバルが市場に完全参入すれば、Appleはタブレット販売の20~30%しか維持できないと見ている。
[9to5Mac、Digitimes]