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iOSに組み込まれているもう一つのアクセシビリティオプションは、ズーム機能です。VoiceOverと同様に、元々は視覚障がいのある方がiPhone、iPad、iPod touchを操作できるようにするために開発されました。ズーム機能は画面上のものを拡大表示したい人のために作られており、視覚障がいのない方にとっても非常に役立ちます。iPhoneのロック画面でズームインされてしまい、どうすればいいのかわからない場合は、この設定を調整する簡単な方法があります。
マップ、Safari、Google Earthなど、アプリ内でズームインするアプリもあります。ボタンやiOSのコントロール、あるいはメールなどのアプリのテキストを拡大表示したい場合には、これは役に立ちませんよね?
Zoom の設定方法は次のとおりです。
設定アプリを開き、「一般」をタップします。下にスクロールして「アクセシビリティ」オプションまで移動します。そこをタップすると、「ズーム」と「拡大表示」のオプションが表示されます。「ズーム」をタップし、スイッチでオンに切り替えます。画面がデフォルト設定まで拡大表示されるため、ズーム率によっては画面上のどこにいるのか分からなくなる場合があります。でも、心配はいりません。3本指で画面をドラッグして自分の位置を確認できるからです。
通常の100%の画面拡大率に戻すには、3本指でダブルタップします。最後のズーム設定に戻すには、もう一度3本指でダブルタップします。
ズーム設定を変更するには、画面を3本指でダブルタップします。2回目のタップ後、指を離すのではなく、3本指を上にドラッグしてズームイン、下にドラッグしてズームアウトします。3本指をダブルタップすれば、いつでも通常のズームアウト状態に戻すことができます。
戻る矢印を押して、アクセシビリティのメインページに移動します。今回は「大きい文字」をタップし、メール、連絡先、カレンダー、メッセージ、メモの表示フォントサイズを選択します。こうすることで、これらのアプリを使用する際に、通常であれば小さな文字で表示される文字を目を細めて見る必要がなくなります。
視力に障害があっても、目が老化していても、あるいはその両方であっても、小さな画面で物事をより簡単に見ることができるようになることを願っています。