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学生たちは、通学中にiPadを使用できるよう禁止措置を解除するよう働きかけた。
フロリダ州マナティ郡学区では、生徒に対し、登下校時にiPodやiPadなどのデバイスを外すよう義務付けていた。
しかし、子どもたちは移動時間を使って宿題をしたいと言っています。学校からノートパソコンを支給される子どもたちが増えているので、バスの中で邪魔をするのは理にかなっています。例えば、学区内の小学校の一つでは、4年生と5年生全員が宿題用にノートパソコンを持っています。
「スクールバスは今や教育プロセスの延長となっている」と車両保守・輸送担当ディレクターのドン・ロス氏は語った。
たとえ、かなりの割合の子供たちが歴史レポートに取り組むよりもアングリーバードで遊ぶことになるとしても、当局は、大きな黄色いバスの中で子供たちが大騒ぎするよりは電子ベビーシッターのほうがましだと言っている。
「バスに乗っている時間がとても長い子もいます」と校長のビル・ステンガー氏は言います。「子どもたちが何かに夢中になっていて、ふざけていない時は、バスに乗っている方が安全です。」
学校は生徒とガジェットをどう規制すべきか苦慮している。テクノロジーが小型化・低価格化するにつれ、鉛筆やノートと同じくらいリュックサックに詰め込まれることが当たり前になるだろう。ガジェットの使用を禁止しようとする学校もあれば、生徒に授業に自分のデバイスを持参するよう求める学校もある。
出典:ヘラルド・トリビューン