花を売りつけようとする偽のiCloudメールにご注意ください

花を売りつけようとする偽のiCloudメールにご注意ください

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花を売りつけようとする偽のiCloudメールにご注意ください
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このメールがいかに馬鹿げているかを見てください。
このメールがいかに馬鹿げているかを見てください。

フィッシングメールは、私が受信箱に届いたメールの中でも最もイライラさせられるものの一つです。私は一度も騙されたことはありませんが、私のログイン情報や銀行口座情報を盗もうとする(しかも、私が人生で一度も取引したことのない銀行名を使っていることが多い)卑劣で恥知らずな送信者の厚かましさには、本当に腹が立ちます。

現在、iCloudユーザーを狙ったAppleからのメールを装うものが出回っているようです。しかし、従来のスパムメールとは異なり、このメールはリンクをクリックしてもログイン情報を盗もうとはしません。その代わりに、花を売りつけようとするのです。

TUAWが発見した上記のメールは、Appleを装った偽メールの中でもおそらく最悪のものの一つです。あまりにも矛盾が多く、笑ってしまうほどです。今後の参考として、また今後このような偽メールを見分けるのに役立つよう、いくつか指摘しておきたい点があります。

まず、このメールは「App Store」から送信されたと主張していますが、これはiCloudとは全く関係のないApple製品です。メールアドレスは@apple.comではなく、件名には感嘆符を使って「!Cloud」と綴られています。さらに、iCloudのロゴはGoogleからコピー&ペーストしたかのようです。AppleがiCloudの名称を縦書きで使っているのを見たことがありますか?

しかし、このメールが偽物であることを最も強く示すのは、おそらくメール内で使われている英語でしょう。文法はひどく、スペルミスもいくつかあり、まるで5歳児が書いたかのようです。しかも、数ヶ月前に販売が終了したMobileMeという製品にも言及されています。このメールがAppleから送られたはずがありません。

そして、あのリンクがあります。https://stor-pple.com(apple.comやicloud.comのアドレスではありません)へのリンクで、クリックすると花や植物、クッキーを販売するウェブサイトのリストが表示されます。そうです、ログイン情報を盗もうとしているのではなく、素敵な花束を買わせようとしているのです。

言うまでもなく、このようなメールに遭遇した場合は、すぐに削除してください。特に、銀行を装ったメールの場合はなおさらです。送信者に罵詈雑言を並べた憎しみに満ちた返信を送るという方法もありますが、私の経験では、届くよりも返送されることが多いようです。

出典: TUAW