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写真:ジム・メリシュー/カルト・オブ・マック
アップルのCEOティム・クック氏は、過去1年間に世界に最も影響を与えたトップリーダー、アーティスト、著名人をまとめたタイム誌の「最も影響力のある100人」リストの1人に選ばれた。
クック氏はこれまでもこのリストに頻繁に登場しているが、今年はAppleを率いて連邦政府によるデジタルセキュリティとプライバシーの侵害を公然と非難したこともあり、これまで以上にこのリストにふさわしいと言えるだろう。他にも、バーニー・サンダース、ケンドリック・ラマー、ウラジーミル・プーチン、レオナルド・ディカプリオ、フェリックス・シェルバーグ(別名PewDiePie)などがリストに名を連ねている。
ディズニーのCEOボブ・アイガー氏は今年、クック氏の記事を執筆した。昨年は公民権運動活動家のジェリー・ルイス氏が執筆し、クック氏のリーダーシップを称賛した。
「[Appleの]継続的な成功には、卓越性を要求し、最高の倫理基準を堅持し、現状に常に挑戦し続ける、勇気と人格を備えたリーダーが必要です。そして、文化やコミュニティとしての私たちのあり方について、重要な対話を促進することも必要です。ティム・クックはまさにそのようなリーダーです。」
ティム・クックは、AppleのCEOに就任した翌年の2012年以来、タイム誌の100人リストに繰り返し登場しています。スティーブ・ジョブズがAppleのイノベーションを導いたことで称賛される一方で、クックは環境、平等、インクルージョン、そして人権についてより強い立場をとることで、異なるタイプのリーダーとなっています。
「彼の物腰柔らかな物腰と南部のマナーの裏には、深い信念から生まれた、恐れを知らない強い意志が隠されている」とボブ・アイガーは記している。「ティムは、正しいことを、正しい方法で、正しい時に、正しい理由で行うことに全力を尽くしている。」