
英国の通信事業者O2は本日、AndroidおよびiOSデバイスをご利用の月額制有料会員向けに、新しいVoIPおよびメッセージングサービス「TU Go」を開始しました。このサービスでは、インターネット経由で通話やテキストメッセージの送受信が可能で、携帯電話の電波が届かない場所でもWi-Fiホットスポットに接続して友人や家族と連絡を取ることができます。
TU GoはSkypeの有料通話サービスに似ていますが、O2顧客専用のサービスであるため、別途アカウントは必要ありません。TU Go経由の通話はすべて、標準の通話料金で顧客の請求書に課金されます。通常の通話やテキストメッセージと同様に、通話時間から差し引かれ、ユーザーの携帯電話番号から発信されているように見えます。
TU Goの最大の利点は、O2の携帯電話で使う必要がないことです。O2の携帯電話を携帯する必要すらありません。iPad、Androidタブレット、さらにはWindows 7のパソコンでも使え、使い方も全く同じです。サービスを開始するために必要なのは、O2の電話番号だけです。
つまり、オフィスにいながら PC から電話をかけたり受けたりすることができ、その電話はスマートフォンからかかってきたかのように見えるのです。すばらしいと思いませんか?
TU Goの唯一の制限は、同時に5台以上のデバイスにログインできないことですが、それ以上のデバイスが必要な人がいるでしょうか? また、Mac OS X、Windows Phone、BlackBerry向けのTU Goアプリはまだありません。しかし、サービスが好評であれば、いずれリリースされることを期待しています。
O2 の顧客であれば、iPhone および iPad の場合は App Store から、Android の場合は Google Play から、TU Go を今すぐダウンロードできます。