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写真:Valentin Janiaut/Wikimedia CC
韓国のハイテク業界の中には、アップルが1998年以降同国で32万5000人の雇用を創出したと主張するのは「ばかげている」との声もある。
現地の業界アナリストによれば、実際の数はわずか500だという。
コリア・タイムズ紙の報道では、匿名の情報源を引用し、アップル・コリアが韓国経済への影響を誇張していると非難している。
アップル韓国社は、この大きな数字は直接雇用と間接雇用の両方を反映していると慎重に述べた。
Appleが主張する雇用のうち約20万人は独立系アプリ開発者によるものです。さらに12万5000人は、POSCO、Nemarble、Kakao Bankなどのパートナー企業を通じての雇用です。この数字には、Apple製品の部品を製造するSamsungの従業員も含まれます。
Apple Koreaではデザイナーやエンジニアを含め500人の従業員を抱えている。
「この計算は馬鹿げている」と、あるスマートフォンメーカー(どのメーカーかは推測にお任せする)の匿名の幹部は言った。「Apple Koreaの言い方を借りれば、CEOの運転手がガソリンスタンドで車に給油すれば、その企業は間接的にガソリンスタンドの従業員を雇用していると言えるかもしれない」
同報道では、名前を明かしていないゲーム会社関係者の発言も引用している。
「Googleもアプリストアを運営している」と関係者は述べた。「Appleが、自社のアプリストアだけがゲーム開発者の雇用に貢献しているかのように主張するのは不合理だ」
この匿名のスマートフォン企業幹部は、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)がトランプ大統領に対し、関税によりサムスンがアップルに対して競争上の優位性を得る可能性があると述べたことに憤慨した。
「アップルは米国では韓国企業を牽制する一方で、韓国では優良企業のふりをしている」と関係者は語った。
出典:コリアタイムズ