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アップルが世界最大の携帯電話市場で、中国第3位の携帯電話事業者の顧客向けにiPhoneを発表したいと考えているのであれば、もう少し待たなければならないかもしれない。サプライヤー調査を引用した金曜日の報道によると、中国電信はiPhoneの発売を2012年半ばまで延期せざるを得ない可能性があるという。
香港に拠点を置くUBSのアナリスト、王金金氏は、「バリューチェーンのサプライヤーへの確認」を理由に、中国電信がiPhoneを供給できるのは早くても2月か3月だと投資家に伝えた。ブルームバーグによると、中国聯通に次いで中国で2番目にAppleのスマートフォンを供給予定の通信事業者となる同社は、この報道についてコメントを拒否した。しかし、地元メディアは、中国電信が3ヶ月以内にiPhoneを供給できる可能性があると報じている。
10月初旬、ドイツ銀行のレポートは、中国聯通とのiPhone独占契約が「来年初めに終了する可能性がある」と報じた。9月には、中国の国営通信社である新華社が、iPhoneが10月末に発表される可能性があると報じた。
遅延のニュースは、中国を拠点とするAndroid携帯電話メーカーZTEがAppleを追い抜いて世界第4位の携帯電話メーカーとなったタイミングで発表された。