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本日より、タイム社はニューススタンドのユーザーにデジタル雑誌の購入前にお試しいただけるサービスを開始しました。最新の雑誌の一部記事を全文お読みいただけるほか、他の雑誌の予告編もご覧いただけます。

『エンターテインメント・ウィークリー』 はこの機能を導入する最初のタイム社の雑誌だが、 今年末までに『スポーツ・イラストレイテッド』『ピープル』 『 フォーチュン』 を含む同社のニューススタンド雑誌全21誌にこの機能を導入する計画がある。

これまでは、これらの雑誌の内容をプレビューするには、その号または定期購読を購入する必要がありました。最新号の記事を簡単にプレビューするプロモーション用のスプラッシュ ページが表示されるだけでした。

AllThingsDは、「タイム社は、無料コンテンツを即座に簡単に変更できるバックエンドシステムをAdobeと共同開発してきたからこそ、この取り組みを実現できたと述べている」と報じている。タイム社は、この取り組みによって新規顧客を獲得し、デジタル購読者数の増加に期待を寄せている。

Time Inc.はiOS版で既に50万人以上の購読者を抱えており、毎週1万人ずつ増加しています。しかし同社は、購入前に試用できる機能を提供することで、購読者数をさらに増やせると考えています。

「何十万人もの人がアプリをダウンロードし、開いては去っていくことを私たちは知っています」と、タイム社のデジタルマーケティングおよび事業開発部門の責任者、ジョージ・リナルドス氏は語った。「彼らに留まる理由を与えたいのです。」

出典: AllThingsD