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iPhone版Googleマップはわずか7時間でApp Storeのトップに躍り出ました。そして本日、Googleは48時間以内に1,000万回以上ダウンロードされたことを確認しました。これは驚異的な数字です。人々は明らかにGoogleマップのiOSへの華々しい復活を待ち望んでいましたが、そのうちどれだけがGoogle自身のプロモーションによるものなのでしょうか?
Googleがウェブ検索からAppleマップに住所情報を送信できないようにしたのは、特に目新しいことではありません。住所を手動でコピー&ペーストするか、Googleマップのウェブアプリを使用する必要があります。しかし、先週末、GoogleがiPhoneのウェブ検索で全画面バナーやフローティングボタンを表示し、新しいGoogleマップアプリを大々的に宣伝し始めたことに気づきました。iPhoneの デフォルトのマップアプリを変更しようとしている人にとって、Googleのこの取り組みは、代替ナビゲーションソリューションへの継続的な需要を浮き彫りにしています。
iPhoneでGoogleのウェブ検索結果で初めて場所を検索しようとすると、App Storeへのアクセスを促す目立つリンクを含む全画面バナーが表示されます。当社のテストでは、このバナーはGoogleでルート検索を試みた最初の時のみ表示されます。それ以外の時は、Googleマップのウェブビューの画面上部にApp Storeへのリンクがフローティング表示されます。マッピング情報は、ネイティブのGoogleマップアプリで開くか、App Storeからダウンロードするかを選択できます。
Appleは独自のマップでGoogleと距離を置いていますが、GoogleマップアプリをApp Storeで実現させるには、GoogleとAppleの協力が必要でした。最終的には、選択肢が増えることはユーザーにとってメリットであり、両社ともその点を認識しています。Appleマップに対する反発は非常に大きく、GoogleマップがiOSに完全版アプリとして戻ってこなければ、Appleは悪者扱いされるでしょう。
iPhoneのSafariでGoogle検索を使って住所を検索した人(私もいつもそうしています)は、新しいGoogleマップアプリで道順を調べて目的地に到着することができ、Apple独自のマップについては一切触れられることもありません。GoogleはAppleのSafariのデフォルト検索エンジンとして大きな影響力を持っていますが、それがいつ変わるかは誰にも分かりません。
GoogleマップアプリはまだiPad向けに最適化されていないため、このアプリの広告はAppleのタブレットでのウェブ検索には表示されません。今のところは。
GoogleマップはApp Storeで無料で入手でき、平均評価は星4.5/5です。Google、なかなか良いですね。