- ニュース

写真:フォード
アップルは本日、米国第2位の自動車メーカーであるフォードを主要法人顧客として獲得した。
フォードはBlackerryからiPhoneに切り替えると発表しており、2014年末までに数千人の従業員が新しいiPhoneを入手できる予定だ。
フォードでは、今後数ヶ月で従業員3,300人にiPhoneが支給され、さらに今後2年間で6,000人にiPhoneが支給される予定です。フォードは世界中に18万1,000人の従業員を抱えており、その多くは依然として仕事で折りたたみ式の携帯電話を使用しています。
フォードの広報担当者はiPhoneへの切り替えの決定についてブルームバーグに対し、 「ビジネスニーズを安全に満たし、私生活のニーズも単一のデバイスで満たすことができるため、従業員の総合的なニーズを満たしている」と語った。
この動きは、かつては企業の世界で君臨していたものの、今ではスマートフォンの市場シェアが1%にも満たないブラックベリーにとって、明らかに打撃となる。
フォードの決定は、Apple が最近発表した IBM との提携によりエンタープライズの世界で iOS を推進するという発表がきっかけとなったものと思われる。
ティム・クック氏は、Appleがエンタープライズ分野に大きな成長のチャンスを見出していると述べています。エンタープライズ分野は、Appleのプレゼンスが比較的小さい分野です。現在、フォーチュン500企業の大半にAppleのデバイスが採用されていますが、導入台数は本来の想定よりもはるかに少ないのが現状です。
出典:ブルームバーグ