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TwitterはApp Storeに実際に登場する前に発表したので、少し早すぎたかもしれませんが、ついにiOS版Twitter 5.2がリリースされました。Twitter独自のInstagram風写真フィルターが搭載されています。果たして、その使い勝手は?
フィルターは9種類用意されており、基本的なものは網羅されています。白黒フィルター、彩度高めのフィルター、1970年代風の色あせたフィルター、セピア色っぽいフィルターなど、どれも少し馴染みがありすぎていて、少し退屈です。Instagramを刷新しようと決意したTwitterなら、フィルターに斬新なアイデアを取り入れていたらもっと面白かったでしょう。
残念ながら、違います。これらのフィルターは、Instagramだけでなく、App Storeにある何千もの類似アプリで見かけるものとほとんど同じです。写真を他の人と同じような見た目にしたいなら、ここに来ないでください。結局、他の人と同じ写真になってしまうだけです。
実際に使ってみると、全てが完璧です。iPhone 4でも、画像の撮影、保存、編集、共有は高速でレスポンスも良好でした。アプリの写真共有セクション以外に余計な機能は一切ありません。写真に興味がなければ、変更点にほとんど気づかないでしょう。
かなり話題になっていて、ついに登場しましたが、私たちは気にするでしょうか?Twitterは明らかにInstagramの勢いを奪おうとしています。このプロモーションビデオでは、Instagramのフィードに驚くほど似た近未来のTwitterを想像しようとしているのが明らかです。例えばこんな感じです。

新しい機能は完璧に機能し、問題なく動作します。しかし、慣れ親しんだTwitterの上に何かを貼り付けたような感じがします。Twitterアプリの中に溶け込んでいるようには感じられません。魂が感じられません。それに、今週のInstagramのアップデートでは新機能と新しいUIが追加され、しっくりきました。Instagramは依然として、新たなライバルに対して優位に立っていると言えるでしょう。
とはいえ、Twitterは大きな前進を遂げており、膨大なユーザー数がそれを後押ししています。ユーザーのほとんどは、画像がどこに保存されているかなど気にしていません。どのアプリで撮影したかなど気にしていません。ただ写真を撮って共有したいだけなのです。Twitterは、自社アプリ以外でのツイートの表示方法を新たに強化したことで、Facebookに匹敵するほど巨大で人気のある写真共有サービスになろうと決意しているように見えます。この戦いは、まさに激化の一途を辿っています。
出典: App Store