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2人のアナリストは火曜日、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルの年次総会の前日に、同社の株価の投資判断を引き下げ、売上高予想を引き下げた。
カリヨン証券のアナリスト、シェルビー・セイラフィ氏は、顧客に対し、アップルの価格設定は「今日の不況環境において脆弱だ」と警告した。その結果、同アナリストはアップル株の投資判断を「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。
セイラフィ氏はまた、3月のMacの販売台数予想を235万台から219万台に引き下げた。
バロンズによると、PCの売上減少によりアナリストはMacの売上予測を引き下げたという。
同氏はまた、スマートフォン市場の「競争の激化」を指摘し、3月期のiPhone販売予測を320万台から300万台に引き下げた。
カウフマン・ブラザーズのアナリスト、ショウ・ウー氏は、アップルの投資判断を「買い」に据え置いたものの、売上高と収益の予想を若干引き下げた。同氏は、アップルの四半期売上高を77億ドルと予想しており、これは以前の78億ドルからわずかに下方修正された。ウォール街は、アップルの売上高が76億ドルから80億ドルの間になると予想していた。
ウー氏は水曜日、Macの販売台数についてはやや悲観的な見通しを示した一方で、iPhoneの需要については正反対の見方を示した。Appleは3月期のMacの販売台数を220万台と報告する見込みで、これは従来の240万台から減少する見通しだ。一方、ウー氏は同四半期のiPhoneの販売台数を320万台と予測し、従来の300万台から増加させた。
ウー氏によれば、アップルの2009年度の利益は全体で352億ドルから348億ドルに減少する見通しだ。
ウー氏のiPhone予測に同調して、バークレイズ・キャピタルのアナリスト、ベン・ライツェス氏は、Appleが3月に220万台のiPhoneを販売するだろうと予測したが、Appleが刷新した携帯電話製品ラインを発表した後、2009年度下半期には需要が増加するはずだ。
水曜日、Appleは年次株主総会を開催する。CEO兼共同創業者のスティーブ・ジョブズは10年ぶりに欠席する。