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Appleは、Final Cut Pro Xのメジャーアップデートを「2012年中に」リリースすることを約束しました。このアップデートでは、マルチチャンネルオーディオ編集、デュアルビューアなど、プロ仕様のビデオ編集ソフトウェアに多数の新機能が追加されます。クパチーノに本社を置くAppleは、プロデューサー、編集者、そしてディレクターを務めるラリー・ジョーダン氏に詳細を伝えました。
ジョーダン氏はその後、公式記録に残る会議の詳細を自身のブログで伝えた。「興味深い会議でした」と彼は述べた。「Appleは明らかに、FCP Xはプロフェッショナル向けアプリケーションとして扱われるべきであり、開発は進行中であり、ユーザーからの意見に耳を傾けているということを広く知らせたいと考えているようです。」
ジョーダン氏は、マルチチャンネルオーディオ編集に加えて、このアップデートではデュアルビューア、MXF プラグインのサポート、および RED カメラのサポートが導入されると報告しています。
デュアルビューアは「ソース」モニターと「録画」モニターに似ており、編集者は2つのクリップを並べて比較できるとジョーダン氏は言います。MXFプラグインのサポートにより、ユーザーはMXFファイルを含むネイティブMXFラッパーを読み込むことができます。これは、現在のFinal Cut Pro XリリースのようにMXFファイル自体を読み込むだけでなく、MXFファイル自体を読み込むことも可能です。
そして最後に、RED カメラのサポートにより、プロデューサーは RED 映像を QuickTime に変換して編集する必要がなくなり、RED ファイルをネイティブで編集できるようになります。
Appleがジョーダン氏にFinal Cutの将来計画を垣間見せたのは今回が初めてではない。昨年2月には、一般公開前にFinal Cut Pro Xのプライベートデモを体験している。
[AppleInsider経由]