アップル、ノキアを反訴、13件の特許侵害を主張

アップル、ノキアを反訴、13件の特許侵害を主張

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アップル、ノキアを反訴、13件の特許侵害を主張
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写真: bloomsberries/flickr)

アップルは金曜日、フィンランドの携帯電話大手ノキアが13件の特許を侵害したとして同社を提訴した。ノキアは10月、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くiPhoneメーカーが10件の特許を侵害したとして訴訟を起こしており、今回の反訴に続くものとなる。

アップルの法務顧問兼上級副社長ブルース・シーウェル氏は声明で、「他社は当社の技術を盗むだけでなく、独自の技術を開発することで当社と競争しなければならない」と述べた。


この訴訟は、Appleが投資家に対し、Nokiaの主張を「断固として擁護する」と表明したことを受けて提起された。10月、NokiaはAppleを「Nokiaのイノベーションに便乗して利益を得ようとしている」として提訴した。当初の訴訟では、GSM、3G WSDMA、WLANをカバーする技術が対象とされていた。

ノキアは、アップルのiPhoneとの競争激化により、市場で幾度となく苦戦を強いられてきた。木曜日、ノキアはニューヨークとシカゴの旗艦店を閉鎖した。これは、ロンドンのリージェントストリート店を閉鎖した数日後の出来事である。同社は通信事業者との関係を重視すると述べた。

AppleはiPhoneの売上が50%増加し、スマートフォン販売台数で第3位となった。この数字は、Nokiaの市場シェアが2008年の42.3%から39.3%に低下する中での数字である。さらに、11月にはAppleが収益性でNokiaを上回った。

[Gizmodo、Barrons、AppleInsider経由]