オーストラリアでサムスンがギャラクシータブレットの禁止を解除、勝利を味わうもアップルは不満

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オーストラリアの裁判所は、Samsung Galaxy Tab 10.1に対する販売差し止め命令を解除し、韓国のSamsungがAndroid搭載iPadのライバル製品をオーストラリアで販売することを許可した。しかし、Appleがこの決定を高等法院に控訴する準備を進めているため、Samsungは早急に販売を開始する必要がある。

シドニー・モーニング・ヘラルド紙は次のように報じている。

連邦裁判所の全員合議体であるジョン・ダウセット判事、リンゼイ・フォスター判事、デイビッド・イェーツ判事は本日、オーストラリアでサムスンのギャラクシータブ10.1の販売を禁止するという先月の連邦裁判所判事の判決を全員一致で覆した。

「サムスンは、オーストラリアにおける同端末に関するすべての取引記録を保持することを条件に、オーストラリアでギャラクシータブ10.1を発売することが許可される」と判事らは判決文に記した。

この決定にもかかわらず、Appleは金曜日の午後4時まで禁止措置を延長することに成功し、その間クパチーノの同社は高等法院への上訴を準備している。しかし、金曜日の夜までには、オーストラリア人はついにSamsungの主力タブレットを小売店で購入できるようになる。

[MacRumors経由]