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過去数ヶ月にわたり、ownCloud を検証してきました。同社は4月に独自のクラウドサーバーソフトウェアをリリースし、約1ヶ月前にメジャーアップデートをリリースしました。本日、ownCloud は iOS および Android アプリのリリースを発表しました。これにより、安全な社内クラウド戦略の構築が必要な多くの企業にとって、ownCloud は真剣な選択肢となります。
4月にお知らせしたように、ownCloudのビジネス版とエンタープライズ版はオープンソースベースで、Web標準に基づいて構築されています。つまり、企業は社内ネットワーク上のオンプレミスサーバーや外部のWebホスト(ホスティングなどのサービスを提供するためにownCloudと提携している企業を含む)など、事実上あらゆるWebサーバー上でプライベートクラウドをホストできるということです。
6月末、同社はownCloudのエンタープライズ機能を拡張するメジャーアップデートを発表しました。このアップデートには、Active DirectoryとLDAPの統合、システムログの強化、ファイルのバージョン管理とロールバック(OS Xのバージョン機能に類似)、開発者APIとownCloud拡張機能ストアが含まれていました。
本日、同社はついに、ownCloud をビジネスおよびエンタープライズ環境向けの本格的なクラウド ストレージ オプションとして位置付ける上で最も重要なステップの 1 つとして、iOS および Android 向けモバイル アプリをリリースしました。
iOSとAndroidに対応したownCloudは、iCloudやGoogle Driveといった個人向けクラウドサービスと競合できるソリューションを提供します。BoxやDropboxといったエンタープライズ向け機能を提供するパブリッククラウドプロバイダーとも互角に渡り合えるでしょう。つまり、IT部門はパブリックサービスと同等の機能を提供できるかと問われた際に、明確な答えを出すことができるのです。
出典: ownCloud
画像: ownCloud