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写真:Voice of America/Wikimedia Commons
フォックスコンのCEO、テリー・ゴウ氏は昨日、ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領を訪問した。ゴウ氏が創業したフォックスコンは、アップル製品最大のメーカーの一つだ。
郭氏は、来年の台湾総統選挙で当選を目指しており、台湾への出馬計画について語った。当選すれば、米国にとって友好的なパートナーとなることをトランプ大統領に約束した。報道によると、郭氏は「当選したら、ワシントンへ行くことを目指す」とトランプ大統領に語ったという。
「大変な仕事だ」とトランプ氏は大統領としての役割について語った。
郭台銘(テリー・ゴウ)氏は、純資産76億ドルを誇る台湾一の富豪です。69歳です。郭氏は最近、フォックスコンの役職を退任することを明らかにしました。総統選では、現職の蔡英文氏に挑戦する予定です。
郭氏はトランプ大統領との会談に、台湾とアメリカの国旗が飾られた帽子をかぶって出席した。トランプ大統領の机から、大統領のサインが入ったコースターが渡された。
トランプ大統領は以前の演説で、郭台銘(テリー・ゴウ)氏を「世界でも最も偉大なビジネスマンの一人」と評している。
ウィスコンシン工場はどこですか?
郭台銘(テリー・ゴウ)氏の訪米は、フォックスコンにとって少々厳しい時期に行われた。同社は以前、ウィスコンシン州に工場を建設するために40億ドルの減税措置を受けていた。この100億ドル規模の工場はディスプレイ製造を目的としており、1万3000人の雇用が見込まれている。
しかし、水面下でのやり取りから、フォックスコンが現在、条件の再交渉を試みていることが示唆されている。「締結された契約はもはや有効ではないことは明らかだ」と、ウィスコンシン州知事のトニー・エバーズ氏は最近、ある新聞に語った。
郭氏とトランプ大統領の会談でフォックスコン工場について何が話し合われたかは不明だ。
米国滞在中、郭氏は金曜日にウィスコンシン州を訪問する予定だ。旅程の詳細は未だ明らかにされていないが、エバーズ氏は火曜日に、郭氏と会う予定はないと明言した。
出典:サウスチャイナ・モーニング・ポスト