アップル、ソフトウェア担当副社長を上院公聴会に派遣し、位置情報データについて議論

アップル、ソフトウェア担当副社長を上院公聴会に派遣し、位置情報データについて議論

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アップル、ソフトウェア担当副社長を上院公聴会に派遣し、位置情報データについて議論
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ロケーションゲート

ワシントンの怒りを鎮めるため、Appleはソフトウェア担当副社長のバド・トリブル氏を上院公聴会に派遣し、iPhoneの位置情報保存について議論を促した。ロケーションゲート事件は、プライバシーと携帯電話の利用に関する近年の最もホットな話題の一つとなった。論争の中心となったこの事件で、Appleは速やかにiOS(4.3.3)のアップデートをリリースし、iPhoneがユーザーの位置情報を保存するという問題を修正した。位置情報は第三者を介して取得され、ユーザーが過去数ヶ月間どこにいたかを特定できる可能性がある。アラン・フランケン上院議員は、この最近の発見に最も声高に反対しており、この公聴会を主導した人物である。

バド・トリブルは 80 年代から Apple に在籍していましたが、ジョブズの忠実な支持者であったため、スティーブが追放されたときに同社を去り、NeXT の創設メンバーの 1 人となり、同社のソフトウェア開発担当副社長として、後に OS X の基礎となるプロジェクトに携わりました。


スティーブ・ジョブズは、4月27日にiOSの修正と併せて位置情報データに関するQ&Aを公開したにもかかわらず、議会の要請に従い公聴会に出席すると述べました。All Things Dとのインタビューでジョブズは、「議会から出席を要請されており、もちろんその要請を尊重します。彼らがこの件を調査していることは素晴らしいと思います。この件に関して、業界関係者の調査や彼らの行動解明において、マスコミがどれほど積極的か、あるいは怠慢か、興味深いところです」と述べました。

ジョブズ氏は、位置情報を追跡しているのはAppleだけではないことをすぐに指摘した。GoogleがサポートするAndroidスマートフォンも、ユーザーの位置情報を匿名で追跡・保存している。Googleのアラン・デイビッドソン氏も公聴会に出席する予定だ。

[TNW経由]