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写真:Slashgear
これまでもMinecraftで作成された、いわゆる「動作する」 iPhone を見たことはありましたが、Verizon が作成したこの iPhone と比べると見劣りします。これは、ビデオ通話や Web の閲覧も可能な、高層ビルのような巨大なスマートフォンです。
マインクラフトでは、レッドストーンと呼ばれるゲーム内プログラミングブロックを使って、コンピューターに似た様々なものを作ることができます。しかし、このスマートフォンを開発するために、ベライゾンは人気ゲーム内でより強力なプログラミング技術を活用する必要がありました。
Slashgearでは、その仕組みについてわかりやすく説明しています。
この一見不可能と思われる課題を解決するため、Verizonはプログラマーを雇い、「Boxelプラグイン」と呼ばれるものを開発させました。これは基本的にMinecraftサーバープラグインで、ウェブページやストリーミング動画をMinecraftブロックに変換し、ワールド内にリアルタイムで表示することができます。もちろん、箱型のワールドという制約を考えると、これは実際の画像や動画の近似値に過ぎません。だからこそ、携帯電話が巨大化しているのです。できるだけ多くのBoxelを収容し、画像をきちんと表示する必要があるのです。
ビデオ通話の画像もスマートフォン本体も、明らかに低解像度ですが、それでも驚くほど印象的です。面白いのは、この巨大なスマートフォンが動作するには、(特製の)Minecraft基地局の電波が届く範囲にいる必要があることです。基地局は数クリックで設置できます。さらにクールな機能として、 Minecraftスマートフォンからコンピューターにビデオ通話をかけると、画面に自分のMinecraftアバターが表示されます!
Minecraft iPhone を自分で試してみたい場合は、こちらの Github からソースをダウンロードできます。
出典: Slashgear